熱中症への対策を呼びかける「高温注意情報」が、「熱中症警戒アラート」と新たな名称に変わり、28日から全国で運用されます。湿度などを反映しているため、より熱中症の危険性が高い状況で発表されることになり、気象庁と環境省は情報が出された場合は万全の対策をとってほしいとしています。
気象庁は、最高気温が35度以上と予想される場合などに「高温注意情報」を発表してきましたが、熱中症に大きく影響する湿度などが反映されないことが課題となっていました。
このため、環境省と共同で、湿度や日射量を反映した「暑さ指数」を使った「熱中症警戒アラート」という情報を新たに作り、28日の午後5時から全国で運用することになりました。
「熱中症警戒アラート」は、去年の夏に関東甲信で試行的に運用されていて、情報が発表された際には、熱中症の搬送者がより多くなる傾向があったということです。
発表の頻度はこれまでの「高温注意情報」の3分の2程度になる見込みで、気象庁は「これまでよりも熱中症の危険性が高い状況で発表されるため、情報が出されたら万全の対策をとってほしい」としています。
熱中症警戒アラート きょうから運用 より危険性高い状況で発表 - NHK NEWS WEB
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