テレビ長崎
長崎大学などの研究チームが、新型コロナウイルスのワクチンの有効性について、暫定的な解析結果を発表しました。2回接種で86.8パーセント 発症を予防する高い有効率が確認されたということです。 長崎大学熱帯医学研究所を中心とする研究チームは、2021年7月から2カ月間、8都県10カ所の医療機関で、新型コロナウイルス検査を受けた16歳から64歳、890人のデータを解析しました。このうち267人がファイザー社かモデルナ社のワクチンを接種していました。 その結果、2回接種した場合、未接種者と比較して、86.8パーセント 発症を予防する高い有効率が確認されたということです。1回の接種では56.4パーセントでした。 長崎大学熱帯医学研究所 前田 遥 特任研究員 「新型コロナワクチンの発症予防における有効性は確認できたが、ブレイクスルー感染は起こるので、ワクチンの接種完了した方でも感染対策は必要であると考えられる」 長崎大学熱帯医学研究所 森本 浩之輔 教授 「新しい変異株が出てきたときに、ワクチンの効果はどうか、今、議論されているブースター接種といわれる3回目の接種の効果についても評価ができればいいと思っている」 研究チームは新しい変異株が出てくることにより、ワクチンの有効性は変わる可能性があるとし、今後もデータを蓄積・解析し、研究を継続していくことにしています。
「高い有効率を確認」長崎大学が新型コロナワクチンの効果を解析【長崎県】(KTNテレビ長崎) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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