フィギュアスケートのげんさんサマーカップ第3日は13日、大津市の滋賀県立アイスアリーナで女子ショートプログラム(SP)があり、2月の北京冬季オリンピック代表の河辺愛菜(まな)=愛知・中京大中京高=は66・58点だった。冒頭はダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を選択して全てのジャンプを着氷するなど、完成度を優先した演技が光った。演技後の河辺の談話は次の通り。
自信を持って最後まで滑りきるというのが目標だったので、それが演技にも出ていたら良いなと思う。(今季は)今までやったことのないような格好良いSP。中途半端にならないように滑りきるのが課題。できた時にはお客さんと盛り上がることができるし、一歩成長できるようなプログラムになると思う。いつもシーズン初戦だとミスが目立ってしまう演技が多かったが、今季はSPの調子が良かったのでホッとしている。
(練習からジャンプの調子が良く)これまでは感覚だけで跳んでいた。それがずれていて、戻せなくなることがあった。でも、レッスンで一回一回、考えながら跳ぶようにして、感覚と考え方が一緒になってきた。自信にもつながってきたなと思う。
(昨季跳んでいたトリプルアクセル=3回転半ジャンプ=については)まだ(構成に入れるか)全然決めていない。(シーズン前は)他のものを安定させることを目標にしていたので。でもやっぱり、跳べるようになったら(構成に入れて)いきたい。今季から、(五輪)代表選手という目で見られる。恥ずかしい演技はできないと思うが、昨季の終盤はそれを考えて不安になってしまった部分もあった。まずは自分の演技に集中していきたいと思う。
河辺愛菜、高い完成度「まず自分に集中」 げんさんサマーカップ - 毎日新聞 - 毎日新聞
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