ＦＣ東京・クラモフスキー監督、「エンタメ性の高い試合」「夢見たチームになれるように」開幕２戦連続ドロー：中 ... - 中日新聞

　◇2日　J1第2節　FC東京1―1広島（味の素スタジアム）

　FC東京はホーム開幕戦で広島と1―1で引き分け、開幕から2試合連続ドローとなった。後半24分に広島のFW大橋祐紀に先制PKを許したものの、直後の同26分にDF長友佑都の右クロスが相手DFに当たってこぼれると、MF荒木遼太郎がすぐ拾い、角度のない位置から右足でゴール上に突き刺した。これで、荒木は開幕2試合連続得点となった。FC東京・クラモフスキー監督の試合後のコメントと一問一答は次の通り。

ゴールを決め、喜ぶＦＣ東京・荒木（左）＝味の素スタジアムで

　「強度の高いゲームだった。両チームが持っているものを全て出して、エンタメ性の高い試合になった。良い要素も、自分たちがやっている部分も出た。自分たちがつくっている部分も出た。その中で、改善点をしっかり見ながらやっていかなければいけない。継続して、自分たちのフットボールをつくっていけるようにしていくことが大事だと思う」

　―失点直後の交代策で荒木、松木を前のポジションに上げた

　「活用できる交代の一つとして考えていた。失点する前からプランとして使おうと思っていた。失点した後も選手たちはいい反応をしてくれた。自分たちのメンタリティーや特長、キャラクターをしっかり出して戦ってくれた。同点にするために自分たちを出し切ってくれた。決勝点を奪いに戦ってくれた」

　―カウンターは速いが、ビルドアップでは欠けている部分があった

　「自分たちがどういったフットボールをつくっていくかということを理解しながらやっていくことが大事だ。サポーターに誇りに思ってもらえるような、興行性の高いものをやっていくことが大事だと思っている。試合を分析すると、後ろからつないで広島に対して嫌なことをできている部分もあった。ポジティブな部分もあった。自分たちがもう少し、コントロールしながらできる部分があったと思う。それをすることによって、コンパクトになり、自分たちが使えるスペースもあった。そういったものを攻撃の中で積み上げていくことが大事だと思っている。選手たちも毎日、もっと良い選手、もっと良いチームになろうと出し切っている。自分たちのパフォーマンスを維持しながら、改善して、ポジティブな部分を付け加え、自分たちが夢見たチームになれるようにしていきたい」

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