
(ブルームバーグ): パナソニックエナジー社の只信一生社長は、米電気自動車メーカー、テスラが高い安全性と性能を持つとされるリン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池の採用を中国以外にも広げる計画を表明したことについて、自社の従来製品もテスラから「足元でも高いレベルでの出荷を求められている」とし、両社の関係に影響はないとの認識を示した。
只信社長は25日の合同取材で、テスラとの緊密なパートナーシップは続いており、「こうした話があってもなくても揺らぐものではない」と述べた。テスラはこれまで、中国で寧徳時代新能源科技(CATL)から供給されるLFP電池を使用する一方、米国ではパナソニック製の電池を使ってきた。
LFP電池は正極側にリチウムや鉄、リンを使い、安全性が高く、比較的安価で製品寿命も長いなどのメリットがあるとされる。
テスラの要請を受けて開発中の新型電池「4680」について、只信社長は「技術的な面ではほぼ完成」したが、量産化するには新たな新工法の開発も必要になるとし、時期など詳細については言及しなかった。
4680は直径46ミリメートル、長さ80ミリメートルの円筒形電池で、自社の従来製品よりサイズを大型化することにより1本当たりの電池容量を5倍に高めることができる。
(c)2021 Bloomberg L.P.
Yuki Furukawa
パナソニック、テスラから引き続き「高いレベルの出荷」求められる(Bloomberg) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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