県農林部によると、べにたまは２０１８年に開発され、２１年９月に品種登録の出願公表になっている。糖度が高く酸味が少ない味わいで、収穫開始時期が１１月末からと早く、５月ごろまで収穫できるのが特徴という。 ＪＡ全農さいたまによると、ＪＡ埼玉中央管内の吉見町、ＪＡほくさい管内の加須市で生産している。生産規模は計３５アールでハウス栽培。今週末から他の県内地盤のスーパーでも販売を予定している。 ヤオコーでは同町内で収穫した全量を買い上げる契約を結んだ。同市内産も扱い、新規店舗を中心に販売する。 ２５日に新規オープンした川越霞ケ関店（川越市）には早速、１パック（税込み８４２円）などが陳列された。現状で「とちおとめ」など知名度が高い品種より３度程度高い糖度１３度の魅力をＰＲし、来店客の購入を促していた。 県誕生１５０周年に合わせ県内一部店舗で深谷市産農産物の販売会を行うなど、地産地消を推進するヤオコー。イチゴでは県産ブランドの「かおりん」や「あまりん」もある。これらを踏まえ将来的には県オリジナルのイチゴの取扱量を増やすことも検討し、県産の消費拡大を後押しする。
ヤオコー、イチゴ「べにたま」先行販売 高い糖度で貴重な品種 街で収穫された全量を買い上げる契約（埼玉新聞） - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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