徳島市の阿波おどりに向けて、踊り手の練習が本格化しています。大学生のグループは、熟練の踊り手たちの指導を受けて阿波おどり特有の動きを確認しました。
徳島市の体育館では４日夜、技量の高い踊り手グループ、「蜂須賀連」の練習が行われ、７０人あまりが参加しました。
練習には、徳島文理大学の踊り手グループの８人が訪れ、蜂須賀連のメンバーから、両足がひし形になるように腰を低く落として踊ることなど、阿波おどり特有の動きを確認しました。
また、鳴り物の指導も受け、軽快な音で踊りを盛り上げる「締め太鼓」のたたき方も練習しました。
新型コロナの感染が急拡大する中、蜂須賀連のメンバーは毎日検温し、練習でも休憩時間ごとに体育館を換気したり、メンバーどうしの距離を通常より広くしたりして、本番に備えているということです。
徳島文理大学の大西菜々美さんは「音の鳴らし方を変えることなど勉強になりました。教えてもらったことを全部吸収して、参加できなかったメンバーにも伝えたいです」と話していました。
「蜂須賀連」の宍戸一也さんは「練習も休憩のときも楽しそうにしてくれてよかったです。本番は精いっぱい踊ってほしい」と話していました。
阿波おどり 技量の高いグループが学生たちに踊り手の指導｜NHK 徳島県のニュース - nhk.or.jp
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