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Saturday, November 19, 2022

肥育牛霜降り高い評価 県畜産共進会「肉畜の部」 - 日本海新聞

2022年11月20日

 鳥取県畜産共進会の「肉畜の部」が19日、大山町小竹の県食肉センターであり、県内生産者が手塩にかけた肥育牛と肉豚が審査された。肥育牛の部はうしぶせファーム(智頭町)、肉豚の部は坂口哲夫さん(琴浦町)がそれぞれグランドチャンピオンに輝いた。

 肥育牛40頭、肉豚6組24頭が出され、肉付きや身の締まり、脂肪の交雑、色や光沢などを基準に審査。白鵬85の3の子「美白百合」を育てた同ファームと、LWD(三元豚)を出品した坂口さんをグランドチャンピオンに選んだ。競りでは美白百合に1キロ当たり5千円が付くなど、全体的に高値で購買された。

 審査長の田中成彦県畜産課長は「(肥育牛では)霜降りの度合いを示すBMSで、過去最多の17頭が最良値12を付けるなどレベルの高さが証明された」と講評。受賞した同ファームの岸本真広代表(43)は「評価されうれしい。受賞を励みにレベルアップに努める」と喜んだ。(池田悠平)

 その他の結果は次の通り。(敬称略)

 【肥育牛】脂肪の質賞=鳥飼雄太郎(倉吉市関金町)▽ロース芯賞=西田佳樹(大山町)▽

 【肉豚】最優秀枝肉賞=西日本ジェイエイ畜産(琴浦町)▽グッド肉色賞=森本健(大山町)

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