韓国のヒョンデは2022年に日本に再参入した。参入したばかりなのに日本カーオブザイヤーの輸入車部門で1位に輝くなど好評だ。なぜこんなにも評価が高いのか?
※本稿は2023年2月のものです
文/国沢光宏、写真/HYUNDAI、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2023年3月10日号
■購入者も驚く充電性能!
電気自動車の評価基準はいろいろあるけれど、やはり基本となるのって電池性能だと思う。
初代と現行リーフに乗っていた知り合いがアイオニック5を買ったのだけれど、急速充電性能の高さに驚いている。リーフe+だと最新の90kWタイプで30分急速充電すると120km程度走れる電力が入るのに対し、倍の240km走れるくらい充電できてしまうそうな。
アイオニック5、超高速充電器さえあれば、350kWという能力を持つ。それでも寿命を縮めないというのだから凄い技術だと思う。
クルマとしてもよ~くできている。インテリアを見たって日本のデザイナーが感心するくらいコストをしっかり掛けており、同クラスの日本勢を圧倒。
タイヤは吸音材入りのミシュランを採用しており(高いです)、徹底的に静粛性も追求してます。日本人は韓国に対するネガティブイメージが強いけれど、欧州やアメリカのユーザーたちは素直に高い評価を与えている。
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