東京 千代田区のコンサルティング会社の代表、南元貴 容疑者(37)ら6人は2020年3月から去年9月にかけて、「au PAY」で270億円に上る架空の取り引きを繰り返し、1億7000万円分のポイントをだまし取ったとして、電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕され、10日、検察庁に送られました。
「au PAY」は支払いに対して通常0.5%の還元を受けられますが、南代表の会社から商品を購入したように装う手口で、およそ4000のアカウントを使って5人の購入役が繰り返しポイントを受け取り、代表と分け合っていたとみられるということです。
「au PAY」は2020年2月から3月にかけて、国のキャッシュレス決済の推進のための制度と合わせて、最大で25%を還元する大規模なキャンペーンを行っていましたが、南代表はこの期間に集中してSNSで多くの購入役を集めていたとみられることが警視庁への取材でわかりました。
代表が集めた購入役は総勢で数十人にのぼるとみられ、不正な取り引きはこの期間を含めて総額でおよそ700億円に上るとみられています。
警視庁はポイントの還元率が高い期間をねらって不正な取り引きを集中的に繰り返していたとみて、詳しく調べています。
スマホ決済サービス 架空取り引き 還元率高い期間ねらったか - nhk.or.jp
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