
熊本朝日放送
妊婦へのワクチン接種が進められている一方で、妊娠中のワクチン接種に不安を抱え、接種するかどうかためらう人もいます。 700人以上の妊婦にワクチン接種をしている熊本市の前田産婦人科の前田院長は妊婦への影響を次のように話します。 前田産婦人科 前田隆宏 院長 「流産は一般の人でも10~26%、起こるんですけど、ワクチン接種者で12.6%。早産は一般では8~15%あるんですけど、ワクチン接種の方は9.4%。実際ワクチンを打った人と 打っていない人とでは統計上は変わりはないということで、胎児への影響は一般の人と変わらないと考えられます」 以前は妊娠12週まではワクチン接種を避けるよう勧められていましたが、アメリカなどで妊婦のデータが集まったことから、日本産婦人科学会などは今月14日に「妊婦は時期を問わずワクチンを接種することを推奨する」と発表しています。 副反応による発熱にもアセトアミノフェンを含む解熱剤の使用も問題ないとされています。 また、妊娠中に新型コロナに感染すると重症化しやすいとされているため接種の優先度は高いと前田院長は語ります。 前田産婦人科 前田隆宏 院長 「妊娠してコロナにかかってしまうと妊娠していない人と比べてICUに入る確率が3倍。赤ちゃんにとっても若干、死産、早産になるリスクが高いと言われています。そうならないためにもワクチンを受けた方がいいと思います」
妊婦へのワクチン 医師「接種の優先度高い」 ワクチンを打った人と打たない人 影響は変わらない(KAB熊本朝日放送) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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