強い寒気の影響で日本海側を中心に各地で大雪となった。27日、滋賀県ではJA施設の臨時休業などが相次ぎ、広島県ではJA職員が除雪作業などに追われた。年末年始にも再び寒気の流入が見込まれるため、大雪への一層の警戒が必要だ。 【画像】農産物集荷場などの除雪に追われた
広島・庄原市 早朝から除雪に追われる
強い寒波の影響で、25日から雪が降り続く広島県北部の庄原市。休日明けの27日、JA庄原の職員は早朝から除雪作業と農産物、施設の被害の把握を急いだ。同日午後2時現在で、被害は確認されていないが、低温による農産物の管理など注意を呼び掛けている。 JAの支店や営農センター、農産物集荷場や米倉庫など各施設では、職員が早朝からスコップや機械での除雪に追われた。公共交通機関のダイヤが乱れたが、職員は早めに出勤し、通常通りに営業を開始した。JAグリーンや資材店では、除雪用品の問い合わせが相次ぎ、スノーダンプやスコップを買い求める客も目立った。 北部営農センターがある同市高野町では、降り始めからの雪で同日正午現在で60センチ以上の積雪を記録。職員は、農産物の現状や被害を把握するために巡回し、除雪を急いだ。 JAでは出荷が続く広島菜やキャベツ、ハクサイなどの対応を協議。今後も気温が低く、大雪が懸念され、JAは農産物の管理に注意を呼び掛ける。
滋賀 直売所など臨時休業
北部を中心に記録的な大雪となった滋賀県。東部の彦根市などを管内とするJA東びわこは、大雪の影響で職員が出勤できなくなり、直売所3店舗やデイサービスセンターを臨時休業とした。 それ以外の営業する支店や事業所についても閉店時間を午後3時に切り上げた。同JAは「数年ぶりの大雪だ」と語気を強める。 県北東部に位置するJAレーク伊吹は大雪の影響で、本店や支店、経済センターなど全施設の閉店時間を30分早めた。 県内の農業被害について、県は「県北部は依然として雪が降り続いており、全面的な調査が難しい。ハウスの倒壊などが懸念される」(農政課)と話す。
年末年始も寒気に警戒 高い海面温度が大雪の要因に(日本農業新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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