東京株式相場は反発。インフレ警戒を背景にした米国株下落を先取りする形で前日に大幅安になった反動から、前日に下げの目立った業種などを中心に見直し買いが入った。自動車やパルプ・紙、空運株が上げ、サービス株も堅調。半面、売買は低調で様子見ムードも強かった。
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市場関係者の見方
三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジスト
- 日本株は横ばい圏にいったん入っている状況。昨日の米国株はいったんは下落に歯止めがかかったような形になっていた
- 日本時間で今晩発表の米消費者物価指数(CPI)を前に方向性を出すのは厳しい
- 中国のロックダウン(都市封鎖)も4月並みの非常に強い形になってくるとマーケットの反応はかなり厳しくなる
東証33業種
上昇率上位 | 電気・ガス、空運、パルプ・紙、サービス、輸送用機器 |
下落率上位 | 鉱業、水産・農林、保険、建設、卸売、不動産、食品 |
背景
- 12日の米S&P500種株価指数は前日比0.9%安、ナスダック総合指数は1%安-米CPIの発表を13日に控える中での 取引
- 6月の米インフレ率は ピーク更新か、当局は積極的利上げ姿勢維持へ
- リッチモンド連銀総裁、 インフレ制御への道はある-景気後退はリスク
日本株小反発へ、インフレ警戒の米株安先取りの反動-輸出や金融高い - ブルームバーグ
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