
[香港 30日 ロイター] - 中国・香港株式市場は続伸。広州市が新型コロ ナウイルス規制を緩和したことが好感された。自動車株は政策支援への期待から値上がり した。 この日発表された中国の購買担当者景気指数 (PMI)が予想を下回り、地合いが 悪化していたが、広州市が複数の地区で新型コロナウイルスの感染予防ルールを緩和した ことが支援材料となった。 上海総合指数終値は1.5875ポイント(0.05%)高の3151.3 353。上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300 指数終値は4.614ポイント(0.12%)高の3853.037。 ハンセン指数終値は392.55ポイント(2.16%)高の1万8597. 23。ハンセン中国企業株指数(H株指数)終値は137.72ポイント(2. 21%)高の6374.44。 中国国家統計局が30日発表した11月の製造業PMIは48.0と、前月の49. 2から低下し、7カ月ぶりの低水準となった。世界的な需要低迷やコロナ対策の規制が影 響した。 ピンポイント・アセット・マネジメントのチーフエコノミスト、Zhiwei Zhang氏は「 経済活動は12月と来年第1・四半期にさらに弱まる可能性が高い」と指摘。 「それでも、投資家は短期的に弱い経済データを見過ごしており、市場のセンチメン トは改善しつつある。投資家にとり重要な問題は再開プロセスがどの程度かかるかだ」と 語った。 中国市場では自動車株が上げを主導した。コロナの影響にもかかわらず、10月の販 売台数が好調だったことや、自動車購入税のさらなる減税措置への期待が背景。 比亜迪(BYD)は4.5%高。同社はメキシコで来年に完全電動車を 発売すると発表した。 CSI自動車株指数は6.1%高、CSI新エネルギー車株指数<.CSI3 99976>は1.8%高。 香港市場では吉利汽車が10.9%上昇した。 香港の本土系不動産開発株は0.9%安。前日は8%急伸した。 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、中国政府はアリババとテンセント に半導体設計に向けた取り組みへの協力を求めた。 ハンセンテック指数は2.8%高。 HSBCホールディングスは2.2%高。カナダ事業を現金135億カナ ダドル(100億米ドル)でカナダの大手銀行ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(RBC )に売却することで合意。株主への高額配当に道を開いた。 中国 終値 前日比 % 始値 高値 安値 上海総合指数 3,151.3353 + 1.5875 + 0.05 3,141.3992 3,158.5732 3,137.3687 前営業日終値 3,149.7478 CSI300指数<.CSI300 3,853.037 + 4.614 + 0.12 3,836.560 3,867.659 3,833.827 > 前営業日終値 3,848.422 香港 終値 前日比 % 始値 高値 安値 ハンセン指数 18,597.23 + 392.55 + 2.16 18,141.56 18,645.35 18,052.32 前営業日終値 18,204.68 ハンセン中国株指数<.HSCE 6,374.44 + 137.72 + 2.21 6,189.70 6,398.38 6,148.00 > 前営業日終値 6,236.72 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
中国・香港株式市場・大引け=続伸、広州の新型コロナ規制緩和で 自動車株が高い - ロイター (Reuters Japan)
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