道東の鶴居村では、新たな特産品にしようと糖度の高い小ぶりなトマト「ミディトマト」の収穫が始まりました。
この「ミディトマト」を栽培しているのは鶴居村の工務店です。
３年前、資材置き場に建てた農業用ハウスで栽培していて、８月下旬に苗を植え、１１月下旬から収穫が始まりました。
このハウスでは、土の代わりに地面に特殊なフィルムを敷く「フィルム栽培」という技術を導入してゆっくりと水分を与えているため、一般的なトマトよりも糖度が倍近く高い甘いトマトになるということです。
従業員たちは真っ赤に熟した直径３センチほどの小ぶりなトマトを１つ１つ丁寧に摘み取り、出荷用のカゴに入れていました。
去年から栽培面積を倍に増やし、村のふるさと納税の返礼品としても人気だということです。
山口工務店の山口貢司社長は「酸味を抑えた甘くておいしいトマトで、味には自信があります」と話していました。
ミディトマトは、１月が最も甘くなる食べ頃だということで、収穫は来年の７月ごろまで行われます。
鶴居村の新たな特産品に 糖度高い小ぶりなトマトの収穫始まる｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp
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