日用品流通の情報基盤を運営するプラネット(東京都港区)は、「コインランドリーに関する意識調査」を実施した。コインランドリーを「この1年以内」に利用したことがある人は34.6%、利用頻度を性年代別に見ると、「この1年利用していない」と答えた人の割合は年代が上がるほど高く、逆に「ほぼ毎日」「週に1回程度」「月に2〜3回程度」と答えた人は20代・30代が高かった。
「ほぼ毎日」と答えたのは男性20代が3.0%、女性30代が3.1%だったことから、同社は「コインランドリーのヘビーユーザーは若者と言えそうだ」とコメントした。
コインランドリーを利用する理由は?
この1年コインランドリーを利用した人に利用理由を聞いたところ、1位は「自宅ではサイズや材質の問題で扱えない物も洗濯や乾燥できるから」(45.5%)、2位は「悪天候が続いたから」(24.9%)、3位は「一度に大量に洗濯・乾燥できるから」(18.1%)、4位は「近所にあるから」と「自宅に乾燥機がないから」(共に14.2%)となった。日常的な利用より、突発的な利用や定期的ではあっても頻度の少ない利用が多いことがうかがえた。
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コインランドリーを利用する時間帯は?
コインランドリーを利用する主な時間帯について、最も多かったのは「昼前(9〜12時)」(28.8%)、次いで「昼過ぎ(12〜15時)」(22.0%)、「夜(18〜21時)」(13.6%)、「夕方(15〜18時)」(11.1%)であった。
性年代別でみると、利用時間帯にかなりの違いがあった。「昼前」や「昼過ぎ」の利用は男女ともに「70代以上」が最も多く、特に「昼前」は4割を超えた。一方で、「夜」に利用する割合が最も高いのが「20代」の男女であった。「昼前」の利用は女性が多く、「夜」は男性が多いという傾向が見られたが、「深夜」では男性の20代、30代、50代、女性の40代、60代がそれぞれ高く、バラバラという結果になった。
「深夜」の利用は全体で見れば低いが、性年代別で最も多い「男性30代」は15.0%と比較的多かった。次いで「男性20代」(11.8%)、「女性20代」(6.9%)となった。
同社は「利用時間帯の違いは生活習慣・環境や生活リズムの違いによると考えられるが、これだけバラつきがあると、長時間オープンしているコインランドリーが歓迎されそうだ」と話した。
今回の調査は、プラネットによる調査企画をもとに、ネオマーケティングがインターネットで行った。期間は22年11月28日〜12月2日、有効回答数は4000人。
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コインランドリー、若い世代ほど利用頻度が高い傾向に - ITmedia ビジネスオンライン
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