30日の東京株式市場では日経平均株価が4営業日続伸。株価指数構成比が高い電機や輸送用機器が買われ、精密機器の上げも目立った。
東証株価指数(TOPIX)は反落した。急伸による過熱感を警戒する声があった。サービスや小売、陸運といった内需関連が下げた。
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市場関係者の見方
SMBC信託銀行の山口真弘シニアマーケットアナリスト
- 午後は先物主導の上昇に見え、米国など海外投資家が休場明けで買いを入れてきた印象
- 業種の物色に特徴がなく、指数に買いを入れたとみるべき
- 現段階では中長期でしっかり買うというよりも、出遅れ感など消去法で日本株が買われているのだろう
ニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株式ストラテジスト
- 特段好材料がなく、高値警戒感もあることから買いの勢いがいったん止まった
東証33業種
上昇率上位 | 鉄鋼、精密機器、その他製品、輸送用機器 |
下落率上位 | 保険、金属製品、水産・農林、サービス |
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