米大リーグ公式サイトは１３日（日本時１４日）、エンゼルスからＦＡとなっている大谷翔平投手について短期契約の可能性があることを、ＥＳＰＮのアルデン・ゴンザレス記者の報道を受けて報じた。ゴンザレス記者が「大谷に詳しい関係者からの情報」として、「平均年俸が非常に高い短期契約に前向きかもしれない 」と大谷の意向についてリポートした。これにより、同サイトでは複数年の超大型契約に尻込みしていた球団も含め、獲得可能な球団の数は大幅に増える可能性があるとした。
大谷は今季右肘の手術を受けたため、２０２４年には登板しない。２０２５年にフルタイムの投手兼打者として復帰する可能性があるため「来シーズン後にオプトアウト（契約見直し）付きの短期契約が選択肢に上がってくる」と同サイト。メジャーの１シーズンの最高年俸はジャスティン・バーランダー（現アストロズ）とマックス・シャーザー（現レンジャーズ）両投手の４３３３万ドル（約６５億円）だが、「大谷が短期契約を結ぶとなれば、大幅に更新するのはほぼ確実」とした。
「ドジャース、ジャイアンツ、レンジャーズなど大谷移籍の本命視されている球団に加えて、総収入の少ない球団もその中に加わる可能性がある」とし、「このシナリオはメジャー球界最大の熱狂に包まれるのではなかろうか」と結んでいる。
大谷翔平は「平均年俸の高い短期契約に前向きかもしれない」と米報道…争奪戦ヒートアップか - スポーツ報知
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