Rechercher dans ce blog

Monday, March 25, 2024

悪いことだけはなかった!? 尿酸値が高い人は認知症になりにくい(永田 宏) - 現代ビジネス

Photo by gettyimages

毎年4月になると学校や会社で行われる健康診断。しばらくして戻ってきた健診結果を見ると、血圧や血糖値の欄に基準外(異常)を示す「*」マークが付いていてガッカリという中高年も多いだろう。だが、それらの項目の中には健診を受けた人の実に3分の2に「*」が付くようなものがあるのを知っているだろうか。逆に「ALT」や「AST」のように耳慣れないけれど、健診結果に注目したほうがいい項目もある。

長浜バイオ大学・永田宏教授の新刊『健診結果の読み方 気にしたほうがいい数値、気にしなくていい項目』(講談社+α新書)から、あまり知られていない健診の真実をお届けする。

『健診結果の読み方 気にしたほうがいい数値、気にしなくていい項目』(講談社+α新書)

前編記事『健康に良かれと思ったら逆効果!? 健診のメジャー項目「尿酸値」が上がりやすい人の特徴』より続きます。

尿酸値6.08.0で、認知症が30パーセント減

尿酸値が上がると、痛風や尿路結石のリスクが上がりますし、放置しておけば慢性腎不全に進むこともあります。

Photo by gettyimages

それだけでなく動脈硬化、不整脈、糖尿病などのリスクも上がることが知られています。

ですから尿酸値を適度にコントロールすることが大切なのですが、高いからといって、必ずしも悪いことばかりとは限りません。

実は尿酸値が高いと、アルツハイマー病を含む認知症のリスクが低くなることが知られているのです。

日本を含めた各国の疫学調査などから、尿酸値が6.0〜8.0のひとは、それよりも低い人と比べて、認知症が30パーセント前後も少ないことが、明らかになりつつあります。

ABJ mark

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標 (登録番号 第6091713号) です。 ABJマークについて、詳しくはこちらを御覧ください。https://aebs.or.jp/

2024 ©︎KODANSHA LTD.

Adblock test (Why?)


悪いことだけはなかった!? 尿酸値が高い人は認知症になりにくい(永田 宏) - 現代ビジネス
Read More

No comments:

Post a Comment

“高い壁に挑みつかんだ五輪”そして“若い力の台頭”【解説】 | NHK - nhk.or.jp

そして、すでに代表に内定していた5000メートルに続き、今大会では1500メートルでも内定を決めた女子中距離のエース、田中希実選手は大会前から繰り返していた「挑戦」ということばを体現しました。 特に東京オリンピックで8位入賞を果たして以降、思うような走りができていなかった15...