警察の要請で犯罪捜査や行方不明者の捜索などにあたる「嘱託警察犬」の嘱託書交付式が22日、三重県警名張署で行われ、シェパードの「カデット・フォム・キョーラクソウ号」(雄7歳)と、飼い主の名張市すずらん台、谷悠利香さん(32)が交付を受けた。任期は来年1月1日から1年。
谷さんらによると、カデット号は愛称が「トラ丸」で、「優しい性格をしていて、人も犬も大好き」という。臭いを嗅ぎ取って追跡する能力が高く、11月に鈴鹿市で開かれた県警の嘱託警察犬審査会で、行方不明者を主に捜す足跡追及部門で選ばれた。
これまで津署の嘱託警察犬を3年間務めてきたが、所有者が高齢になり、知人だった谷さんが今夏に引き継いだ。名張署では前任の嘱託警察犬が死んだ後、2019年以降は近隣の署に出動を頼っていた。
交付式で樋口弘道署長から嘱託書を受け取った谷さんは「前任の警察犬を超えるよう活躍してほしい」と話した。
高い追跡能力、頼むぞ「トラ丸」…嘱託警察犬の嘱託書交付 - 読売新聞オンライン
Read More
No comments:
Post a Comment