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Wednesday, September 21, 2022

「一見さん」には難易度高い?京都ご当地鉄道事情 - 東洋経済オンライン

広隆寺と嵐電

広隆寺の門前を走る嵐電。風情ある路面電車は京都観光になくてはならない存在だ(撮影:鼠入昌史)

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京都市はいうまでもなく、日本国内で指折りの観光地だ。794年の平安遷都から1000年以上にわたって日本の都となってきた。由緒ある神社仏閣も多く、いつ訪れてもたくさんの観光客であふれている。

観光地であれば、とうぜんほかの地域からやってくる人が多いわけで、交通面も実に重要な要素になってくる。その中心にあるのは、もちろん京都駅だ。遠方からの観光客は、新幹線で京都にやってくる。

玄関口に建つ駅ビル

伊勢丹やホテルも入っていて、いかにも現代的ないまの京都駅の駅ビルは、1997年に建てられたものだ。その当時、駅舎のデザインがあまり古都のイメージにそぐわないだのなんだのと議論が巻き起こったように記憶している。

ただ、歴史的にみると、京都駅が古都っぽい、つまり神社仏閣風のデザインだったことは一度もない。むしろ西洋的なモダンな建物ばかりが使われてきていて、あまり目くじらを立てるものでもないような気もする。いまの駅舎になってもう25年経って、気がつけばすっかり京都の玄関口として定着しているといっていい。

京都駅ビル

1997年完成の京都駅舎はこれが4代目。ガラスには京都タワーが映る(撮影:鼠入昌史)

ちなみに、京都駅前には高さ131mの京都タワーがそびえている。この京都タワーができたのは1964年。そのときも、“近代化という名の破壊”だの、京都には京都にふさわしい近代化があるだのと、かなり批判が集まったらしい。

が、もう半世紀以上が経って、いまや京都の人々が新幹線で出かけて帰ってくるときに、車窓から京都タワーが見えると「帰ってきたなあ」と思うとか。是非はともかくとして、意外に人は順応するのが早いものなのである。

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