◇18日 大相撲初場所11日目(両国国技館)
幕下15枚目格付け出しの落合(19)=宮城野=が東幕下23枚目の颯富士(21)=伊勢ケ浜=を寄り切りで破り6連勝。全勝優勝へ王手とした。
立ち合いは右から張り差しで、左を差した。颯富士の勢いを完全に止めると、間髪入れずに前に。元高校横綱対決、5戦全勝対決を盤石の内容で制した。
「すごい回転の早い突っ張りから、横の早い動きをするので、自分は距離を詰めて密着していくため、ああいう立ち合いをしました」
デビューとなった今場所は、1番相撲は不戦勝だったものの、その後は大器と言われる実力を発揮。3番相撲では幕内経験者の明瀬山を鮮やかな内掛けで破りもした。
7番相撲は同じく6戦6勝の西幕下40枚目の風賢央(23)=押尾川=と対戦する見込み。「今場所最後の一番。準備をしっかりして戦うだけだと思います」と口元を引き締めた。全勝すれば、史上最速となる所要1場所での十両昇進の可能性が高い。
落合は鳥取城北高時代に2年連続で高校横綱に輝いた。昨年9月の全日本実業団選手権を制し、幕下15枚目格付け出しの資格を得ていた。
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