陸前高田市の広田湾にある貝の養殖施設から「ハツユキダカラ」というタカラガイが見つかりました。
県内で過去に「ハツユキダカラ」が見つかった記録はなく、専門家は平年に比べて海水温が高いことが影響していると考えられています。
陸前高田市の広田湾で見つかった「ハツユキダカラ」はタカラガイの一種で、ツヤのある殻の表面には雪のような白い斑点模様があります。
先月30日から25日にかけて、イシカゲガイの養殖業者が見つけ、日本貝類学会の会員で地元で長年貝について研究している高橋一成さんなどが調べたところ「ハツユキダカラ」だと分かったということです。
これまでに7つの個体が見つかっていて大きさは最大で4センチほどです。
高橋さんによりますと「ハツユキダカラ」は千葉県の房総半島以南に生息し過去に岩手県で確認された記録はないということでことし三陸沖で平年よりも海水温が高い状態が続いていることが要因ではないか考えています。
高橋さんは「岩手県で生きたタカラガイが見つかること自体珍しく、さらにハツユキダカラだとわかって非常に驚いた。海水温が高い状態が続くと、ホタテなどの養殖にも影響が出るおそれもあるので引き続き海の状況を調べていきたい」と話していました。
「ハツユキダカラ」県内で初確認 海水温高いことが影響か|NHK 岩手県のニュース - nhk.or.jp
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