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Tuesday, May 14, 2024

【オークス】コガネノソラ、桜花賞組のみこむ 豊富なスタミナ&高い操縦性/水島コラム - 水島晴之「G1の鍵 その一瞬」 - 競馬 ... - ニッカンスポーツ

今年のオークスはリバティアイランドのような絶対的存在がおらず混戦ムードだ。水島晴之「G1の鍵 その一瞬」は、距離適性を考えて3連勝中コガネノソラ(菊沢)に注目する。ゴールドシップ産駒の豊富なスタミナと操縦性の良さで、桜花賞組にどこまで迫れるか、検証した。

スイートピーSを制したコガネノソラ
スイートピーSを制したコガネノソラ

スイートピーSのコガネノソラは、奥の深さを感じさせた。現在3連勝中の上がり馬だが、未勝利勝ちは逃げ切り、2勝目は好位抜け出しと、先行して押し切るイメージが強かった。しかし、前走は4角8番手からメンバー最速34秒1の脚を繰り出して快勝。競馬の幅を広げるとともに、長距離戦では重要な「操縦性」の高さも示した。

桜花賞組との比較では実績で見劣るが、底を見せていない魅力がある。菊沢師が「抜け出すと遊ぶところがある」と言う通り、ニシノティアモを外から捉えたところでフワッとするシーンがあった。石川騎手もそのあたりをケアして仕掛けを遅らせたが、それだけ余力があった証拠。ラスト2ハロンが11秒9-11秒6と、ゴールに向かって速くなるラップを差し切ったのだから着差以上に強い。

血統的にもステイヤーの資質がある。父ゴールドシップは菊花賞、天皇賞・春に勝ち、3000メートルの阪神大賞典を3連覇。産駒の多くも長距離での活躍が目立ち、オークスでは21年ユーバーレーベンが勝利、20年のウインマイティーは13番人気で3着。また、同馬の叔母ウインマリリン(父スクリーンヒーロー)も7番人気で2着と東京2400メートルはベストな条件だ。

昨年10月の未勝利後、間隔を空けて成長を促した効果もある。体幹が強くなり走りがしっかりしてきた。復帰後は中2週、中2週の強行軍になるが「回復が早くて張りもいい。本当にタフな馬」と菊沢師。豊富なスタミナを生かした息の長い末脚で、桜花賞組をのみ込むか。その可能性を大いに秘めた1頭だ。

【ここが鍵】桜不出走組に注意 2400メートルへの適性次第

オークスは桜花賞馬が強いと言われる。過去10年で4勝の成績を見れば確かにそうだが、18年アーモンドアイ、20年デアリングタクト、昨年のリバティアイランドは牝馬3冠に輝いており、他馬とは能力が違った。桜→樫直行組はマイルから一気に800メートル延びる分、それを克服するポテンシャルの高さが要求される。一方で桜花賞不出走・敗退組にも注意が必要だ。19年ラヴズオンリーユーは忘れな草賞1着、21年ユーバーレーベンはフローラS3着からの戴冠だった。また、古くは桜花賞6着から巻き返したスマイルトゥモロー、同7着→1着ダイワエルシエーロのようなケースもあり、2400メートルへの適性があれば、ローテーションや前走着順はあまり関係ない。

■クイーンズウォーク切れ味アップ

桜花賞のクイーンズウォークは、内枠で戸惑いがあった。最内に押し込められる競馬は初めてで、直線は進路を切り替えるロスもあった。クイーンCは潜在能力の高さで大外一気に差し切ったが、新馬、未勝利で1800メートルを選択したように、本来はもう少し長い距離が合う。東京2400メートルで追走が楽になれば切れも増すはず。条件替わりは間違いなくプラスに出る。

■タガノエルピーダ初の左回り鍵

タガノエルピーダは忘れな草賞で、桜花賞除外の無念を晴らした。先行3頭が後続を離して飛ばす変則的な流れになったが、4コーナーで先頭に立つと、追いすがるステラクラウンに2馬身半差をつけた。自分から前をつかまえて突き放した内容は強い。2000メートル1分59秒4の時計も速く、この内容なら2400メートルも問題ない。初めての左回り克服が鍵になる。

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