円安が急速に進む中、先月9月の松山市の消費者物価指数は、生鮮食品を除いた指数が去年の同じ月を2.8%上回り、およそ8年ぶりの高い上昇率となりました。
総務省が発表した、松山市の9月の消費者物価指数は、天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が2020年を100として102.2で、去年の同じ月を2.8%上回りました。
松山市の指数が前の年の同じ月を上回るのは8か月連続です。
上昇率は消費税率引き上げの影響を受けた2014年8月と同じでおよそ8年ぶりの高い水準となります。
項目別では去年の同じ月と比べて「ガス代」が14%、「電気代」が10%上昇して全体を押し上げました。
ほかにも、「魚介類」が10.7%、「油脂・調味料」が10.1%、「穀類」が6.9%、「肉類」が4.5%と幅広い品目で上昇がみられました。
総務省は「急速な円安による原材料の輸入コストの増加が物価の上昇につながっていて、さらに円安が進んでいることから今後も影響が続くとみられる。10月は食料品などの値上がりが相次いでいて引き続き、物価の動向を注視していきたい」としています。
松山の消費者物価指数 8年ぶりの高い上昇率|NHK 愛媛のニュース - nhk.or.jp
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